幽霊は、存在を否定されることを最も嫌うらしい。
ここのお化け屋敷では、これが原因であろうか、とっても恐ろしい現象が起こったことがある。
それは、ある夜のこと。一人の従業員がお化け屋敷の中にある控え室で[本当にあった呪いのビデオ](このビデオ作品には、一般のビデオカメラで偶然撮影された霊的現象を集めた内容で、数多くの本物の幽霊が映っている。)を見ていた。
あまりにもはっきり映っていた幽霊の映像に従業員は、「これは嘘だろー!!」と嘲笑った。
その時だ!!!
ハシゴに足を掛けていた従業員のハシゴの下から何者かが激しくハシゴを揺らし上って来る音と振動がした!!!従業員はとっさに梯ハシゴの下を見たが、そこには誰もいない!!!
次の瞬間!!!目の前に垂れ下がっていたビニールシートが急に激しく揺れ出した。ビニールシートは高さ3メートル程の高さの場所に垂れ下がっているので、誰か他の従業員がイタズラで揺らす事は不可能な場所である。しかも、周囲を見回してみても人の気配は全く無い。
従業員はすぐさま慌てて外へ出た。そして、この出来事に唖然となった。
この起きた現象は、お化け(幽霊)を否定し嘲笑った戒めとでも言うのであろうか,,,,。