2006.8月某日
きっかけは思いつきでした。
平野「あ、M-1グランプリに出ません!?」
斉藤「面白そうですね!!」
M-1グランプリとは・・・
結成10年以内のコンビなら、プロアマ関係なく出場できる漫才のイベントで
毎年決勝戦がクリスマスに放送され、今年は6年目となる。
全国から3000組以上が参加する。今年から1回戦のネタ時間は2分となった。
あっさりと・・・
2006年M-1グランプリ出場決定!!
平野幽霊(左) 斉藤ゾンビ(右)
コンビ名「おばけやしき」
しかし、結成1ヶ月で通用するのか?
いや、宣伝だからいいんじゃないの?
いや、せっかく出るなら一回戦突破を目指したい。
いろんな事が議論されながら、ネタ作りと練習の日々が過ぎていきました。
作戦:
1.初めと終わりの挨拶を無視して。
2.舞台はお化け屋敷にしよう。
3.ツカミが大切だ。絶対につかもう。
4.素人なんだから、めちゃくちゃやろう。
5.お化け屋敷での客引きのように、元気よく、大きな声でやろう!
6.悔いをのこさない!
そして、決戦の9/3 TOKYO FMホールで、
おばけやしきの出番がついにやってきた。
<以下、合成写真 & 抜粋でレポートします>
店員「ど〜も〜 おばけやしきで〜す!!!」
しーん・・・
店員「昨日、本物の幽霊みたんです。
だから、今日は霊媒師のスギ先生を呼んでいます。スギさ〜ん!!」
スギ「いないから。」
店員「いるでしょ! ・・・はやくこっち来て。」
スギ「はいっ!」
店員「いきますよ・・・」
スギ「○×△※→△・・・」(判別不能)
途中、ろくろ首に巻かれ苦しむ(遊ぶ?)霊媒師スギさん。
突っ込みに忙しい、店員さん
スギさん、たまに反撃。
スギ「あ・・・」
店員「え! まさか、幽霊みえるんですか!!??」
スギ「きええええ〜!!!○×△※→△・・・」(判別不能)
」
スギ「いる〜 いる〜!!!○×△※→△・・・」(判別不能)
」
しかし、捕まえるのは幽霊ではなく、ゴキブリや蚊・・・
ついには、お化け屋敷の雨漏りやホコリまで指摘し始める。
店員「ホコリなんか、ほっといてくれ!
・・・というか、舞台の上のホコリはな、プライドのホコリだ。」
うまい事いった店員にチャチャをいれて、また殴られるスギさん。
店員「いったい、何しに来た?」
スギ「○×△※→△○×△※■・・・」(判別不能)
店員「何言ってるかわかんねえよ!」
スギ「○×△※→△・・・」(判別不能)
店員「あ、携帯電話なってますよ?」
スギ「○×△※→△・・・」(判別不能)
スギ「ピ・・・もしもし、あ、スギです。いつもお世話になっております〜」
店員「普通にしゃべれるんかい!!」
店員「あ・・・あれ? 金縛りになっちゃいました!た 助けて下さい!」
スギさんが取り出したのは、×××の御札。
店員「なんですか?その御札は、や やめて下さい!」
店員「や、やめて〜!!」
スギ「○×△※→△・・・」(判別不能)
御札を貼られた店員の金縛りは解けるのだが、
スギさんのように、ちょっとおかしな行動に・・・
二人「宇宙♪ 宇宙♪宇宙♪」
二人「○×△※→△・・・」(判別不能)
そうしているうちに、時間切れ。(二分経過)
壇上は、大パニック。 そのまま退場。
しーん・・・
司会「え〜 続きまして〜 ・・・・」
どうせ、俺たちゃ 汚れだよ。
もちろん、落選でした。楽しかったです。
それでは、少し振り返ってみましょう。
作戦:
1.初めと終わりの挨拶を無視して。
→挨拶なし、時間オーバー。非常に失礼なコンビでした。
2.舞台はお化け屋敷にしよう。
→だれも判ってなかったと思う。
3.ツカミが大切だ。絶対につかもう。
→思いっきり失敗。
4.素人なんだから、めちゃくちゃやろう。
→XXXネタは、やっぱり引いた。
5.お化け屋敷での客引きのように、元気よく、大きな声でやろう!
→お化け屋敷での客引きのようにやればやるほど、お客さんが遠くなっていきました。
6.悔いをのこさない!
→悔いはありません。
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では、また来年!?
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